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 2007年10月 

手足が無くなる 

手足がもぎ取られた様な気持ちでいっぱいだ。


ここ数日のニュースや新聞記事で知った人も多いと思われるけれど、リタリンはナルコレプシーにしか処方されなくなる事になった様です。
どこの記事を見ても『乱用』の文字ばかり。

取り締まるべくは乱用者と、いい加減に処方して来た医師なのではないのか?



私は昨年12月にADHDの診断を受けました。


それまでは不眠と抑うつ状態が長く続き、鬱病の自己診断テストをやってはその結果にため息をつき、自分がどこの病院にかかればいいのかすらわからず、無気力で何も出来ない自分を責めて泣いたり、消えてしまいたいとすら思ったり。

『もうダメだ』

そう思った時にネットでADHDの事を知り、もしかしたら私はこれなのかもしれないと思い、ADHD専門の医師の所へ行きました。

大量の問診表記入と2時間を越える診察で、「あなたは間違いなくADHDで、その二次障害で鬱と不眠を併発している」と言われ、『やっと自分がわかってもらえた!』という安堵感と『自分は一生この障害と付き合って行くのか』と複雑な心境が入り交じりました。

それでも目の前の障害を取り除くべく、通院・投薬が始まり、リタリンを軸に色んな薬を調整してもらいながら服薬し、『眠れる!』『起きられる!』と『当たり前に出来るはずの事』が何年も出来なかった私には、驚きの毎日でした。

まるで、初めて眼鏡をかけた時の様だった。

ADHDの人間にとってリタリンという薬は、頭の中のごちゃごちゃぐちゃぐちゃを整理して、『自分が今何をすべきか』とクリアにしてくれる物なのです。
ADHDの人が必ずしもリタリンを飲まなくてはならない訳ではないけれど、今の私には必要な薬なのです。

視力の悪い人がコンタクトや眼鏡を使う。
足の不自由な人が杖を使う。

ADHDの人間にとって、リタリンはそれらと同じ様な役目をしてくれる薬です。


そのリタリンが、ナルコレプシーにしか処方されなくなる。
きちんと脳波を取ってナルコレプシーだと認定された患者にしか処方されなくなる。
医師も調剤薬局も、指定された所でしかリタリンを扱えなくなるらしい。
それも早ければ今月中だと言う話。

代替薬は無い。



ADHDは子供だけの障害ではない。

大人のADHDは放ったらかし。



手足をもぎ取られた様な気持ちでいっぱいだ。




時間のある方は、下のリンク先の記事を読んでみてください。
http://www.ohmynews.co.jp/news/20071022/16396


そして署名運動の方も、引き続き協力をお願いします。
http://homepage3.nifty.com/kuroiwa/signature.html

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