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暗い部屋で何をする 





飯田さんの所から帰って来てまだ日も暮れ切らない頃

久々に朝から2件も予定をこなしてぐんにゃりしながら荷物を降ろし

外が段々と暗くなって来た頃にカーテンを閉めて電気を点けた


ら?


いくらスイッチをパチパチ弄っても点かなくて

『ちゃんと電気代払ってるぞ?』と思いながら真横の冷蔵庫を開けて見た。


ちゃんと電気は通って居るからただの電球切れなんだけど

蛍光灯タイプの球を使って居たのに切れるのが早過ぎやしないかと

諦め悪く電球を外して戻し今度はロフトにあるスイッチをパチパチ弄って

それでもやっぱり点かなくて。


まだ着替えもしてないから買いに行けば済むのに

そんな余力も残って無くて

仕方が無いからロフトにある蛍光灯と

狭い台所の割にはやたらと明るい電気を点けて

薄暗い部屋でテレビ見てたり

昼間書きかけたブログの記事の編集をしてたり

そんな事して過ごして居たらあっという間に夜も更けて

そのまま椅子で寝落ちして頭と首が痛くて目が覚めた。


エンシュア飲んでから布団で寝直そうかと思ったけれど

ヨロヨロと流しでマグカップを洗っていたら

手が滑ってマグカップが足の甲に直撃して痛さでバッチリと目が覚めた。



天気が良過ぎて外に出たく無いけど

薄暗い部屋で過ごすと気分が落っこちちゃうから

頓服飲んで此れから電球買いに行ってくるのであります。



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刺さります 





さて

病院を後にしてしばし時間を潰してから

やっと飯田さんの元へと行けたのは前回からもう4ヶ月ぶりだった。


不義理を謝ると逆に飯田さんは私の体調を気遣ってくれて

そういや年明けからインフルエンザにかかったり

身体の痛みが酷くてしょうがなかった事や

食事もろくに食べられ無くてギスギスに痩せてしまった事や

今は花粉症で参っちゃってる事


なんて話しをしながらも


飯田さんは私の髪にバシバシハサミを入れていって

「何かしたい。何か別の事がしたい。」と言いながら

私の周りをウロウロしてる。


ずっと左側が極端に短いアシンメボブのバリエーションだったから

「よくぞ伸ばしてくれました。」と言いながら

右側の長い髪を持って何度も持ち上げて捲ってみるから

「右側切っちゃったらハゲ見えちゃうじゃないですかぁー」と言ったら

「上に被るから大丈夫ですよ。」と言うけど

「風が吹いたら見えちゃうじゃないですかぁー」とまた言ったら

「でも何か毛が生えて来てるみたいですよ?」って言うから

「これは床擦れだから、皮膚科の先生に

『毛根自体が死んでるからもう髪は生えて来ないよ』って言われて

どうしてもって云うなら皮膚切って引っ張って縫うしか無いんだって」

って言ったら

飯田さんは「それだったらもっと歳とったらやるといいですよw

片っぽだけ引っ張られてリフトアップするんじゃないんですか?」と

何時ものキャラですっとぼけた事を言ってくれた。


結局右側の長い髪を切るのは断念したけれど

飯田さんの創作意欲は尽きる事なく

やっぱりバリカンが出てくるし

スタイリングの時になったら右側の長い髪が

まるで刃物みたいに思いっきり前に突き出していて

突き刺さりそうな勢いで飛び出している。

「これアンテナみたいじゃないですかー」って言ったら

「これで春の陽気を受信して下さい」って言うから

「逆に私が変な電波飛ばしそうだわw」と言って少々修正。


嬉々としながら「こんな感じになりました♪」と

合わせ鏡で横と後ろを見せられて

『あれぇ?案外ふつーじゃん?』と眺めて居たら

飯田さんは「夜魚さんはどんな髪型にしても似合うけれど

『やりすぎちゃったかな?』って思う時でも馴染んじゃうんですよねぇ」



と言われて



褒められてるんだか実験台にされてるんだか

はたまた飯田さんの創作意欲を掻き立てられるのか

鏡越しに写メを撮る私を見ながら

「後ろは普通に見えるけれど普通じゃないです。」と言っていたけれど

確かに鏡越しに見ていただけじゃフツーに短いだけだったけれど



家に帰って来てよくよく頭を触っていたら

やってくれたよ飯田さん。



左側はフツーに短く刈り込んであるだけなのに

右の耳の後ろ側は思いっ切りバリカン入ってて

両耳の後ろ迄アシンメになってやんの・・。



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雑談? 

朝こっ早く起きたのにモタモタしてたら

とっくに家を出なくちゃいけない時間を回ってて

慌てて家を飛び出して電車に乗って駅に着いたら病院の送迎バスが出る寸前。

なんとかバスには間に合って病院に着いたはいいけれど

朝からずーっと落ち着かないからあっちウロウロこっちウロウロ。


普段なら先生の診察室の真ん前で待ってるんだけど今日は人の少ない所に居たら

名前を呼ばれて部屋に入ると最初の言葉が

「何で今日は前に居なかったの?」だった。


今日も入院患者さんの診察があるとの事で最初っから時計をこっちに向られて

「あんまり時間が取れないからね」と言われてんのに私の目線は先生のおでこ。

元々アトピー持ちの先生だけど今年は花粉と黄砂と2.5にやられ

前髪がおでこに当たるだけでもかぶれてしまうからと頭がトサカ状態になっていた。

見ればホントにおでこはガビガビになっていて「今年はキツイよねぇ〜」と言うから

「私も去年の薬だけじゃ間に合わなくて月曜に頓服貰って来たんです。」と

貰った薬の名前が出て来なくてあーだこーだと言ってたら

先生も「そんな名前の薬は知らねぇぞ」と言われた時に

ハタと思い出してお薬手帳を引っ張り出して先生に見せた。


此れでどれだけタイムロスした事か。



肝心な事は昨日訪看さんに話した事を掻い摘んで話すのが精一杯で

「それじゃアル中まっしぐらじゃん」と突っ込まれるわ

「ケータイとiPadから離れなさい」と怒られるし

昨日美容室に行けなくてこれから矢川まで行くと言ったら

先生はそっち方面の病院にも週一で勤務して居るから

「あの辺て『肉の万世』位しかないじゃん?」と知って居たのか

時間が無いって言ってんのにそっから脱線しっぱなし。

「その万世の斜め前にずっとお世話になってる美容師さんが居るんです。

元々は大きいお店の店長をしてたんだけど、今は個人でやってるんですよ。」

と言うと

「いくら長い付き合いでもそんなにキャンセルしてたら失礼だから

今日はちゃんと行って来なさいよ。」と咎められてしまった。


『落ちつかない』『自制が効かない』『キチガイなんじゃないか』と訴えていたら

「他の事に手を着けなさいよ」と言うけれど

「他の事に手を出し始めると違う物が目に入った途端にもう違う事をして

その間にケータイ弄ってたりiPad弄って繋がらないとまた違う事に気が行って

結局何にも出来ないから、訪看さんにも来週からは一ヶ所ずつ片付けようって

そういう話しをしてたんです。」と言った後で

ふと思い付いて「そーゆー時に頓服飲めばいいんですか?」と聞いたら

先生は「そういう使い方をしてもいいと思うよ」と言われて

そういや部屋に篭りっ放しで此の所あんまり使って無かったけれど

イラついて落ち着かなくてどうしようも無かったのに

その為に出された頓服だったのに我慢しなきゃよかったんだ。


今日はもの凄〜く慌しい診察(?)で

最後の最後で気になっていたトピナの血中濃度の結果を聞いたら

「今は丁度いい数値が出てるから現状維持で様子見てデパケン調節するから。」

と言われて「じゃあまた来週ね」と握手だけはしっかりしてくれて15分で診察終了〜。


トピナはもうMAX量だから後はもうずっとデパケン調節が続くのか・・。



その後薬局に行く前に先生に出会して

「せんせぇ〜、最近また下の住人が夜中になるとうるさくて壁殴っちゃうんですけど」

と言うと

何か勘違いをしたのか

「そんな事ばっかりしてたら捕まっちゃうよ」と真顔で言われて

診察室じゃないから状況も説明出来ず終い。


薬局で薬を貰ってバス待ちで病院へ戻って来たらまた先生に出会して

「なぁ?ウチの病院て来月から全面禁煙になるじゃん?薬局はどうなの?」

と聞かれ

「何の貼り紙も無いから禁煙にならないんじゃないんですかぁ?」と言うと

先生は

「だよなぁ〜。ウチの患者が薬局にタバコ吸いに行っちゃいそうなんだよな〜」

と言うから

『あぁそうか、外出許可が出てる人は吸いに行ける所には行っちゃうだろな』

と思ってちょっと苦笑いしながら

「行っちゃうんじゃないんですかぁ?」って答えたら

先生は首を傾げながら「じゃあまた来週ね」と言って早足で去って行ってしまった。



今日は何だか診察を受けた感じがちっともしなくて

先生と雑談ばっかりして居た気分。



それでも毎週激務をこなしている先生に会うと

『自分も何とかしなくちゃいけない』と思うし

すぐに問題は解決しなくても

どんなに叱られる事があったりしても

やっぱり安心感を得られるだなぁ。




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